VOICE #02

 現会員の方々にご協力頂き、それぞれの思いや本音を綴って頂きました。
今回は若宮神社でお稽古に励む、藤間之麻里さんです。

藤間之麻里さん @若宮神社

 私が日本舞踊を始めたきっかけは母が習っていたのを見てきたからです。3歳頃に、伊世藤会の踊り初めにて母の踊りを見様見真似で踊っていたのがビデオに残っていました。記憶には残っていないですが、物心ついた時から日本舞踊は好きだったようです。

藤間之麻里さん

 そして、本格的に始めたのは5歳の頃。思春期もあり、辞めようと思い中途半端にしていた頃がありましたが、それを乗り越え今では芸歴25年を過ぎました。思春期の頃に挫折せず、続けてきて本当に良かったと思います。日本舞踊に出会い、心も強くなり、作法、礼儀、協調性等まだまだ勉強中ですが、「心・技・体」が一体となるように頑張っています。

 7年前に名取取得をしました。名取になるとまた名に恥じぬようと気持ちが入ります。今まで、舞台にも沢山出演させて頂きました。沢山練習して自信もつき、いざ本番を迎えるとやはり緊張します。それでも舞台に立つと緊張しながらも楽しんでいる自分が居ます。お客様が笑顔になることが嬉しいです。時には役に入って、記憶がなく身体が勝手に動き踊っている、そんな経験もしたことがあります。

藤間之麻里さんとお子様、お母様

 私の次の目標は、師範免許を取ることでしたが、もう一つ目標・夢が増えました。それは親子3代で舞台に立つことです。昨年、第一子が産まれました。

 少しの間お休みを頂き、今年復帰したのですが、基礎から練習し、踊りの感覚を戻すのに大変でした。そんな練習風景を息子は見てくれています。息子の口から日本舞踊をやってみたいと聞ける日を楽しみにしています。

 祖母、母、子へと繋がることを夢みています。

 日本舞踊の世界を知ると新しい自分が開けると思います。何より皆さん若くて元気です。興味がある方は是非一度、舞台を鑑賞したり、一日体験をしてみてください。

会主よりひと言

 お母様の「雪傾城」に禿で出演された小さな之麻里さんが、今は赤ちゃんを連れてお稽古にいらっしゃいます。優しいご主人様に感謝ですね。お稽古に対する真摯な姿勢がとても立派で、良く気が付く方です。お手伝いも沢山して下さり、大変助かっております。